66歳よ、さようなら

 今日で66歳はおしまい。昨年の10月31日、66歳になった時、いやだなあと思った。理由は、タイ語の「6」という発音「ホック」が、もう一つの意味(同音異義語)として、「倒れる」という動詞があるからである。しかしながら、倒れないように、ひっくりかえらないようにと、常に気をつけて暮らしてきたので、どうにかこうにか66歳の1年間をクリアできそうだ。
 私の場合、大学生に取り囲まれているので、有難いことに、いつまでも若い気持ちでいられる。「私は66歳。hok sip hok」と言って、頭を3回、下げると、学生達は「66」という数字だけはすぐに覚えてくれた。「22歳で大学を卒業してから44年。もしも4年制大学に入りなおしたとすれば、すでに11回も大学を卒業したことになります」と、彼らに言うと、皆一同に不思議な顔をする。それもそうだろう、彼らにしてみれば、最初の大学を卒業するだけでも大変なのだから。
 とにかく、若い学生達と一緒に過ごすことができることはとても幸せである。67歳もそのペースをくずさず、若さをもらいながら、自分磨きをしていこう。