文豪の旧居跡

  健康維持のために散歩をするようにしているが、最近、高田馬場駅近くに志賀直哉の旧居跡という表示がビルの建物に埋め込まれているのを見て、なんだか嬉しくなった。何故ならば、かの有名な作家がこの高田馬場に住んでいたこと事態が驚きであったからだ。
  志賀直哉は生涯に20数回も引越しをしたそうだ。新宿区高田馬場1丁目に住んでいたのは1938年から1940年の2年余。なお、当時の住所は、淀橋区諏訪町であったこともわかった。
  先週は四ツ谷駅界隈を歩いた。すると、島崎藤村の旧居跡の表示が目に飛び込んできた。1937年から1943年の6年間、最晩年を過ごした地であった。
  明治生まれの文豪達が生きていた時代はまだのんびりしていた。だから落ち着いて、いい文章が書けた。それに比べて、今は情報過多の時代。どこかに落ち着きを忘れた感がある。